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フィンランドのトゥルクで起きたテロ事件まとめてみました

8月18日金曜日、フィンランド西部の都市トゥルクで起きたテロ事件今わかってることをあらためてまとめてみます。

8月18日(金)16:02分、トゥルクのカウッパトリ(マーケット市場)で若い男性がナイフで2人を刺したと通報が入り、近くにいたパトカーが現場に向かう間に、容疑者は場所を移動しながら次々と人を襲い、通報から3分後の16:05分現場に警官が到着。
警官の指示をきかなかったため警官が容疑者の下半身に向けて発砲。足にあたり容疑者を拘束、怪我をした容疑者は病院へ運ばれる。
この容疑者は10人を襲い、2人が死亡。6人が病院に運ばれる怪我。
襲われた10人のうち8人が女性。2人の男性は止めに入って襲われたとのことで、容疑者は女性を狙ったとみられます。
被害者の中にはフィンランド人の他にイタリア人1人、スウェーデン人1人、英国人1人。被害者の年齢は15歳から67歳。
3人が集中治療を受けていることが報じられましたが、そのうちの一人が容疑者の男性。

その容疑者は18歳のモロッコの国籍を持つ男性。昨年難民としてフィンランドに入国、難民申告をし、難民収容センターに在住。
一部の報道では滞在許可がおりなかったとも伝えられていますが、このことについて警察はノーコメント。最初は殺人事件として捜査していましたが、事件当日の夜にテロ事件に切り替えられました。

テロ実行犯の容疑者の他4人のモロッコ人を拘束、1人を国際指名手配に。
拘束されたモロッコ人たちが事件に関与しているかどうかは今のところわかっていませんが、警察の取り調べに協力的だとのこと。

被害者についての詳しい報道はあまりされてないようですが、目撃者の証言によく出てきてたのがベビーカーにのせた子供といた女性。何度も刺され、地面に倒れて血を流していたという目撃者証言を何件か読んでいたので、てっきりこの女性は亡くなった一人なのかと思っていたのですが(すいません)、今日の記事によると助かったそうであります。



被害にあった中にイタリア人が1人いたのですが、この子供と一緒にいたのがそのイタリア人だったそうです。
こちらの記事によると34歳のイタリア人で、大学で研究をしているそうです。ご主人も研究を仕事にしているそうで、2年ほどフィンランドに在住しているそう。6か月の娘さんの洗礼式でイタリアに一時帰省して、1週間ほど前にフィンランドに戻ってきていたそうで、事件当日、ご主人は仕事中だったそう。
けがは重症ではなかったそうで、ほんとによかったですね。

しかしこういう事件があると、難民や移民に対する風当たりが強くなるのが心配であります。
もうすでにFBなどのコメント欄みると、今回の事件の怒りを難民や移民にあててる複雑な気分になるものがたくさん目につきます。
これまで、声には出さなかったけど、難民や移民をよく思ってなかった人たちがそれ見ろ!といった感じで意見を吐き出してるようにも見えます。
もちろんそれを指摘する人もいますが、反対にたたかれたり。
FBの町内のグループでは以前から特定の人たちに対するレイシスト的なコメントを見かけてはいたのですが、今回の事件でもう爆発。それを指摘した人がいたのですが、そんなに気になるならグループから抜けろよ。バイバイ!みたいなコメントも。
中には、少し前にヘルシンキで起こったフィンランド人が運転する車が歩行者に突っ込み死傷者が出た事件を挙げる人がいましたが、あれは頭のおかしい奴が酒飲んでやったことで今回の事件とは質が違うというような返信が入ってたり。

容疑者が入院している病院には、容疑者を刺し殺してやるという強迫がいくつか届き、病院の警備も強めたそうであります。
そうでなくても警察は忙しいと思うのに、、、


こういう怒りをSNSであらわにするのはテロリストがまさに願っていることで、落ち着く必要があると書いた記者には、何ナイーヴなこと言ってるんだよ。こいつ!みたいなコメントや、笑う顔マークがついてたり。。。

もちろん怒りはわかるんですが、それを関係ない難民や移民に向けると、そこからまた対立が起こったりして、相手を過激化させることもあるんじゃないかと思ったりです。
フィンランドに住んでいる以上自分も移民の一人なので、そういういろんなコメントを目にするとかなり複雑な心境になります。

テロトゥルクで起きたってことは、ヘルシンキで起きることも充分ありえそうです。
直前に起こったスペインのバルセロナで車が人込みに突っ込むテロ事件も容疑者はモロッコ人ということで、関連がある可能性もあるものの、そのバルセロナテロ事件に彷彿され、今回のテロ事件を犯した可能性もあるという研究者の話も読みました。

6月には岩の教会で知られるヘルシンキのテンペリアウキオ教会に車で突っ込むテロが計画情報があったことから、その教会の前には車の進行を妨げるコンクリートバリアが置かれ、それは今でも置かれているそうです。(写真はこちらの記事を。)

こればっかりはいつどこで起こるかわからないし、どう気を付けたらいいのかもわからないし、起こらないことを祈ることしかできません。

目撃者証言など、詳しく知りたかったらこちらにアップしてあります。
「トゥルクでナイフで無差別に人が刺される事件が、、、
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プロフィール

Hiro

Author:Hiro
1991年5月から北欧フィンランドの田舎に在住。
フィンランドで何が一番好き?と聞かれたらすかさずフィンロック!
日本の音楽サイトBARKSでコラムスタートしました。
http://www.barks.jp/keywords/Finland.html
フィンランドのバンドのニュース、インタビュー、ライブレポなどのブログもやってるのでそちらもよろしく。
http://suomirock.blog78.fc2.com/
そしてそしてAdam Lambertも大好き!

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